忍者ブログ
倉庫。
「 『おめでとうございます!~新一編』 」
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
向日葵
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
OTHERS
Powered by 忍者ブログ
Templated by TABLE ENOCH


×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「はっぴばーでーとぅーゆー」

「・・・・・・」

「はっぴばーでーでぃあ新一~」

「・・・・・・」

「はっぴばーでーとぅーーーゆ~!!」

「・・・・・・何の真似だ?」

そう新一は冷たい目で俺のことを見つめた。

「え?だって今日は新一の誕生日だろ?」

「・・・・・・」

「も~また忘れてたのかよ~」

「・・・・・・俺が聞いてるのはそんなことじゃなく・・・何でお前がにここにいるかってことだよ!」

腕を組みながらジロリと俺を一瞥する。

そんなここは工藤家で、新一がいつもどうり事件に行ってる間に俺の天才的な技術でちょちょいと中に入れてもらって、新一が帰ってくる前にこのケーキを用意したわけだ。

「・・・何でって・・・だからお前の誕生日祝ってやろうってんだろ!!見ろ!このケーキ!!作るのに苦労したんだぞ!!」

「ってお前の手作りかよ!!」

「当然だろ!!」

腕を組んでいた手を今度は額にあてて新一は項垂れた。

「・・・・・・ってかお前何がしたいの?」

「だーかーらー新一の誕生日を祝ってやりに来ただけだってー。今日は蘭ちゃんが空手の試合だろ?お祝いしてくれる相手がいないロンリーな誕生日にしないようにっていう怪斗くんの優しい思いやりじゃねーか!」

「・・・・・・なんで蘭がいねーこと知ってんだよ・・・」

少しむっとして新一は俺に尋ねる。

「あははー俺と蘭ちゃんはメル友だぜ?」

「いつの間にだよ!?」

「前の間にかだ!!」

そんな大して意味のない言い合いをしばらく続ける。

多分新一俺が言われるまで今日が誕生日だって知らなかったはずだ。それを俺に知られたくなくて冷静に対処してるけどな。

本当はこの役目は蘭ちゃんのものなんだ。

でも合宿ってんなんら仕方がない。そこでその重要な役目を俺が受けたまわったわけ。

男が男のために誕生日ケーキ作るなんてそうとう寒いことしてるって自覚はある。

でもこのデコレーションの人形やらプレートやらは全部蘭ちゃんの手作りだ。

それに気付かないほど新一も馬鹿じゃねーだろ。

だからこの会話は一種の照れ隠しみてーなもんだな。うん。



「もーいいから食べようぜ。」

「お前は喰うな」

「な!?何でだよ!!俺が作って新一のために待っててやったんだぞ!!」

「うるせぇ!!不法侵入で訴えられないだけでありがたいと思いやがれ!!」




いいね~愛されてるってのは。






×××
あれ?何だかよくわからない文になってるぞ・・・
一応新一誕生日SSのつもりだったのに・・・
PR
COMMENTS
TITLE

NAME

MAIL

HOME

PASS
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
TRACKBACKS
PREV | 29 28 27 26 25 24 23 22 21 20 19 | NEXT
- HOME -
[PR]