龍「あー平和だ・・・」
夢「何そのいつもは平和じゃないみたいな言い方。」
龍「この頃平和じゃなかったんだよ。ってことで充電させろー。」(ぎゅっ)
夢「ぅわ!?ちょ・・・りゅ・・・」
龍「いいじゃんー。最近スキンシップが少ない。今日はこのままでいることー。これ決定。」
夢「な・なに言ってんのよ!!っちょっ!放して!」
龍「いや。」
夢「もーふざけないで!!」
龍「はいはい暴れんなって。」
・・・・・・・・・一時間後。
夢(すーーー)
龍「・・・・・・で・・・寝るのかよ・・・」
俺の膝から規則正しく夢の寝息が流れていた。
これは・・・信頼されてるってことなのかもしれないけど・・・男としてどうよ・・・
ってか普段強がって警戒心バリバリのくせにこういう抜けてるとこあるから心配なんだよ・・・
俺相手にだったらいいけどさ・・・これが・・・
龍「もし海原とかにだったら・・・・・・」
海「ん?俺がなに??」
龍「ぅわっ!?」
海「わ!?な・なんだよ。急に大きな声出すなよなー。」
龍(お前が急に出てきたからだろが!!)
海「あれー夢寝てんの?」
龍「・・・んだよ。文句あんのかよ。」
海「別にねーよ。ただ夢は一回寝るとなかなか起きねーから足痺れんよーにな。」
龍「大きなお世話だ。」
桜「そんなに眠り深いの?夢さんって。」
海「だなー。マジ寝すると滅多なことじゃ起きねーよ。」
菫「へー、そうなんだ。」
海「うん。・・・・・・ん?」じー(桜と菫見る)
桜「・・・・・・」
菫「・・・・・・」
海「・・・・・・」じー…
菫「・・・・・・何か?」
海「お前らダレ??」
桜「ってかあんたこそ誰??」
龍「・・・・・なんでまたお前らがここにいるんだよ。」
海「なになに?龍牙の知り合い??」
龍「・・・・・・知り合いっつーか・・・なんつーか・・・」
桜「・・・・・・・誰にも言えない関係なんです・・・」(頬赤らめ)
龍「んな!?」
海「??」
龍「て・てめっ・・・て・適当なこと言うなァァァァ!!」
桜「ひどい!俺のことは遊びだったんだね!!」
龍「やめろォォォォ!!」
海「んーーー・・・よくわかんねーけど・・・友達大事にしてやれよ!龍牙!!」
龍「え・・あ・・・・あぁ・・・」(バカでよかった・・・)
菫「おー・・・そう取るんだ。」
桜「これは・・・からかいがいがないねー。」
菫「だね。」
龍「からかわんでいい。ってか今日は何で来たんだ?また理由なしか?」
菫「今日はちゃんと理由があって来たんですよ?」
龍「(珍しい・・・)」
桜「今日は俺たち配達係りなんだよね!」
菫「そうそう。そういえば海原海さんっています?いたらここに呼んでほしいんですけど。」
海「海原海は俺だけど?」
菫「それは調度いい。ってことでこれどうぞ。」ぽん。
龍「え・・・な・なにこれ?」
桜「ケーキ。」
龍「・・・・・・まさか・・・」
桜「母さんからの誕生日ケーキ。」
龍「・・・・・・」
桜「食べますよね?」
龍「・・・・・・」
桜「よね?」(じりじりじり)
龍「ちょっ・お・・お前その無理やり突っ込みそうな顔して迫るのやめてくんない。」
桜「へー流風さんにしては鋭いねー」
龍「ま・まてって!ほら・・・今夢が寝てるからさ・・・俺動いたら起きちゃうだろっ」
桜「じゃあじっとしててください。そのほうが好都合なんでー。」
龍「っ!」
菫「海さん・・・でしたっけ?」
海「ん?」
菫「母さんがあなたにもって言ってたんで一緒にどうぞ。」
海「え?マジ?そりゃうれし~。ってかお前らってもしかして桜と菫ってやつ?」
菫「・・・そうですけど。」
海「あーやっぱりな~」
菫「何で知ってるんですか?」
海「え?夢が最近よくお前らのこと話すからさー。一回会ってみたかったんだよ。」
菫「・・・・・・夢さん僕らのことなんて言ってるんですか?」
海「んー?なんかおもしろい双子の兄弟がいるって。特に兄ちゃんのほうが龍牙と仲良いんだって言ってた。」
菫「(夢さんにはアレが仲良く見えるんだ・・・)」
海「??」
×××
この中で夢さんは寝てます。一回寝ると起きないんですよー。でも深く眠れるってことはその人といると安心できるからなんですよー。なんてちょっと微妙なラブ要素を入れてみたり!活かしきれてないけどね!!
このとき双子くんと海は初対面ってことで!海は嫌味とかあんまし通用しない子なんできっと桜くんとか「扱いづれー;」って思ってたらいいと思うよ!